介護が必要な時に必要な介護を受けられることで 安心して生活を送って頂けると考えます

介護が必要な時に 必要な介護を受けられることで 安心して生活を送って いただけると考えます

介護の現場に携わってきた経験の中で、今強く感じているのは高齢者介護は非常に繊細であり、個々人により症状や対応も変わってくることから、きちんとした知識と経験が必要であり一般家庭だけでの介護は非常に厳しいということを感じました。

ご本人様の症状も急激に進み、ご家族も介護難に陥り、お互いが心身ともに疲れ果ててしまっているご家族を多々見受けます。誰もが年を取っても住み慣れた地域と環境で暮らし続けたいと皆さんが望んでいると考えます。そんな思いを持った、高齢者自らが生活し続けてきた地域において、介護が必要な状態となった場合においても環境を大きく変化させることなく、住み慣れた環境で24時間安心して生活できる入居施設があればご家族や地域住民に支えられながらその人らしく暮らすことができるようにお手伝いさせていただきたいと考えています。

また社会全体として高齢夫婦世帯及び高齢単身者世帯の要介護の重度化防止への取り組みが、まだまだ不足している中、医療機関の入院定員枠を縮小し、更に入所期間の圧縮を図る方向が打ち出され、医療や介護が必要な高齢者や重度の高齢者が在宅で暮らせる仕組が不足しているため、本来、住み慣れた場所や慣れ親しんだ環境で、なじみの人たちと関わりをもちながら暮らし続けたいと望んでも、実際は介護が必要になると、そんな願いとは関係なく、住み慣れた場所や家族や友人たちとも別れて、転居という流れが現状です。

この現状を改善していくために当社では、介護が随時必要になった時に随時介護を受けられ、その人らしい人生を送ることができるよう、介護が必要な時に必要な介護を受けられることで安心して生活を送っていただけると考えます。

さらに、重度の方を受け入れる体制を構築していくことで、信頼いただいている本人をはじめ家族の方々にもご要望をいただいている終末期＜ターミナルケア＞の実施が可能になると考えており、グループホームを活かしたサービス内容を効果的に提供し、利用者様に合わせたサービスを一体的に供与していくことで、サービスの質の向上を果し、介護と医療の連携をより高度化することで包括的に高齢者を支援すると共に社会の一員として活躍できる地域づくりが求められているとを実現していくことが私たちの使命だと考えています。

取締役　江口裕太